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高血圧ついて
2025-07-01
・高血圧とは?
血圧の値のうち上の血圧が140mmHg以上の場合、または下の血圧が90mmHg以上の場合、あるいはこれらの両方を満たす場合に診断されます。
そのままにしておくと動脈硬化が進行して脳卒中や心臓病など重大な病気になる危険性が高まります。
高血圧は日本で患者数がもっとも多い病気で、現在約4300万人の患者さんがいると推計されています。
そのなかで適切に血圧がコントロールされているのは、わずか1200万人程度と考えられています。残り3100万人のなかには、治療をしても自標の血圧に達していない人だけでなく、自分が高血圧であるか知らない人、知っていながらも治療がなされていない人もかなり含まれますので、注意が必要です。
・高血圧になりやすい人
①遺伝的素因
②食塩の過剰摂取
③肥満
④腎臓の働きが悪くなって塩分と水が排出されにくくなる場合
⑤血管の病気が原因
・生活習慣で気をつけたほうが良いこと
減塩は血圧を下げるだけでなく、脳卒中や心疾患、腎臓病と直接関係がある可能性もあります。
とくに食塩摂取量の多い日本人では減塩による降圧効果が大きいと考えられます。
高血圧の人は1日6g未満が目標です。
いきなり厳しい減塩にすると体調を崩すこともあるので、少しずつ摂取を落としましょう。
また、子供のころから食塩摂取を少なくしておけば、加齢による血圧上昇が抑えられ、高血圧になる危険性を低くすることができます。